取手市の白山町内会館が取り壊されたことにより、
地元の和太鼓お囃子クラブが練習場所を失いました。


クラブは、代替施設として白山公民館やゆうあいプラザに相談しましたが、
騒音を理由に受け入れを拒否されました。
しかし、これまでに、同会場の行事で和太鼓の演奏は行われており、
過去に騒音トラブルが発生した事実はなく、
市として和太鼓の音量調査を行った経緯もありませんでした。
また、既存のカラオケ団体等も問題なく利用しています。
それにもかかわらず一方的に利用を断るという対応は、
あまりに杜撰であると言わざるを得ません。
それも月に1回、13時~15時のたった2時間の練習に対してです。
この問題に対し、市と交渉を重ねた結果、
クラブが引き続き練習できる環境を確保することができそうです。
しかし、「こどもまんなか社会」の実現を掲げながら、
こどもたちの文化活動に対して消極的な姿勢を示す市の対応には大きな課題が残ります。
今後も、子どもたちが安心して文化活動に取り組める環境づくりを進めてまいります。