令和6年12月2日 市議会本会議
年収の壁(103万円)引き上げに伴う取手市の減収について、一般質問を行いました。
【要約】
1.年収の壁引き上げにより、約21.8億円の減収を見込む。
2.約3/4は地方交付税措置により補填され、実質的な不足額は約5.4億円。
3.試算には手取り増加や経済効果が反映されておらず、正確性に限界がある。
【地方財政の現状】
1.過去10年間で約8兆円の財源が使い残され、地方財政の赤字は減少傾向。
2.取手市でも、令和4年度に15億円、令和5年度に12億円以上の不要額が発生。
3.地方の基金残高も順調に積み上がり、財政状況は安定している。
【一部知事の主張への疑問】
1.「地方の公共サービスが維持できなくなる」という発言に疑問を感じる。
2.国の直近の税収増加や不要額を考えれば、地方減収の補填は可能と判断。
【結論・提案】
正確な試算と冷静な分析を基に政策を進めるべき。
市民生活を守るため、過度に不安を煽らず建設的な議論を行う必要がある。